METHOD03
表面処理/モルタル除去
ウォータージェットによる表面処理とは
既設コンクリートの表面にある脆弱部やレイタンス(コンクリート表層にあるセメント粒子の多孔質層)、劣化部などをウォータージェットで削り取り、コンクリートの表面に良好な付着性能を確保する。これにより、断面修復材や連続繊維シートなどの一体化を図るための下地処理を目的とします。
特徴
- 脆弱な部分のみを除去し、健全な部分を生かす
- 良好な付着部の確保
- 壁、床、天井、R部、柱、出隅、入隅の施工が可能
- 吸引回収を同時に行うため、排水、スラッジ、ガラなどで周囲を汚さない
適用例
- 補強コンクリート構造物の補修
- 橋脚や橋梁の耐震補強
- レイタンス除去
- コンクリートの剥落防止対策
- 構造物や外壁の表面洗浄